勤務時間の拘束がなく
自身でスケジュール管理を行い
自由に働くことができます

弁護士
木村 栄宏Takahiro Kimura
家事ドメイン
※掲載されている情報は2020年時点のものです

アディーレを選んだ理由

私が当事務所への入所を決意した理由は、大きく4つあります。みなさんも事務所選びは大事にしてほしいです。

(1)まず、職場環境のイメージが良かったことです。これは業務内容や収入など以上に、私が事務所選びで最も重要視した点です。まず、事務所説明会に参加し、採用担当の弁護士や懇親会でお会いした弁護士に、アディーレの魅力について伺ったところ、皆さんが誠実に答えてくださいました。私は、アディーレで働く弁護士の人柄に惹かれるとともに、職場の人間関係で悩むことはなさそうな上、仕事上の相談もしやすそうな環境だと感じました。

(2)次に、専門性を身につけながらも、幅のある業務に従事できることです。アディーレの取り扱い業務は、債務整理、家事事件、交通事故の被害、労働トラブル、B型肝炎の給付金請求の5分野を主軸としています。加えて、個人での案件受任も可能なため、一般事件や刑事事件など多様な事件を扱えるだけでなく、自身のやる気さえあればどのような分野の案件でも扱える職場だという点も入所を決めた理由の一つです。

(3)さらに、勤務地の選択が可能なことも挙げられます。アディーレは、勤務地が日本全国に及びます。全国各地に支店展開をしているので、自身の家庭事情などに合わせて勤務地を選択できることも魅力的でした。

(4)最後に、充実した研修制度があることです。入所後の研修制度が充実している点は、アディーレ最大の魅力です。多くの法律事務所では、研修制度そのものがないことが多く、先輩弁護士についてOJTというスタイルで、弁護士としてのスキルを徐々に身に付けていくことになります。しかし、アディーレは主要5分野のそれぞれに研修制度が設けられているため、入所後に仕事ができるのかといった不安を感じることはなさそうだと思いました。

働きやすさ

就職活動中のイメージどおり、やはりアディーレは職場環境が整っており、入所後も先輩弁護士や同期の方々に恵まれ、これまで人間関係で悩むことはありませんでした。入所当初は、事件処理だけでなく、事務所内の運用などを含め、分からないことが多くありました。そんなとき、どの弁護士・事務員に質問しても、快く答えてくださるのです。特に、先輩弁護士は、知識を共有することで業務の効率化を図るという観点からも、「分からないことを調べることに時間をかけるよりも、分かる人にすぐに確認すればよい」との考え方を持たれており、私自身、気兼ねなく何でも相談することで、効率的に業務を遂行できています。

また、他の法律事務所では勤務時間が決まっていますが、アディーレでは勤務時間の拘束がありません。そのため、自身でスケジュール管理を行い、仕事が滞らない限り、自由に働くことができます。弁護士の業務は裁判所への出廷だけでなく、各種書面作成、電話交渉など多岐にわたりますが、依頼者や相手方に連絡する時間や書面作成に充てる時間など、効率よく仕事をするためには、1日の時間の使い方が重要になってきます。そのため、朝早くに出勤して早めに帰宅することもあれば、遅めに出勤して深夜近くまで仕事をするなど、今抱えている案件の進捗状況などに応じて、勤務形態を変えながら働いています。

さらに、服装についても、出廷や面談、業務上の外出がない限り自由なため、休日に出掛けるついでに事務所にふらっと立ち寄り、少しだけ仕事ができるところもアディーレの働きやすさの一つです。

メッセージ

修習生にメッセージ

修習生が頭を悩ませる事柄といえば、二回試験や修習中の人間関係、就職だと思います。

二回試験は試験である以上合否があり、不合格になると1年間法曹になる機会が先延ばしになるので不安に感じることと思います。しかし、修習中の講義や起案の復習をしていれば、ほとんどの人が合格できる試験ですので、それほど心配することはないと思います。

むしろ、修習時代は、将来自分が裁判官、検察官、弁護士のいずれの職に就くかにもよりますが、実務に就くと他の職業の仕事を間近で見ることができなくなります。「もっと見ておけばよかった」、「聞いておけばよかった」と実務に就いてから後悔しないためにも、一生懸命修習に取り組むことをおすすめします。

また、修習中の人間関係についても重きを置き、できるだけ繋がりを持っていたほうがいいでしょう。法曹の世界は狭く、修習の同期は今後仕事をするうえで、横のつながりを大事にしておくと、後に役立つことも出てくると思います。

さらに、弁護士の就職先は、法律事務所から企業、役所など多岐にわたります。その中で、自身がどのような弁護士像を描き、何を目指すかにより就職先は異なってくると思います。法律事務所に就職するにしても、業務内容や収入、職場環境など何を重視するかによっても事務所選びは様々です。

私は、入所前に業務内容を重視したとしても、実際に働いてみると業務とのギャップで仕事に嫌気が差しかねないと考えました。そのため、業務内容などよりは、むしろ毎日仕事をするからこそ、仕事をすることが楽しいと考えられる環境が良いと考え、職場の人間関係など職場環境を重視して当事務所に入所することを決めました。みなさんにぴったりの職場が見つかりますように。