経験豊富な先輩弁護士から
直接教えていただけることの
ありがたさを実感

弁護士
二里木 弓子Yumiko Niriki
交通ドメイン
※掲載されている情報は2021年時点のものです

アディーレを選んだ理由

アディーレが自分に合っている事務所だと思い、入所後3ヵ月の新人研修があること、働きやすそうな職場であると感じたことから、入所を決めました。

アディーレへの入所を考えるようになったのは、業務体制が理想的だったからです。アディーレでは、組織的な業務フローが構築されており、弁護士と事務員との業務分担の徹底がなされています。入所後は、弁護士業務に集中したいと考えていた私にとって、アディーレの業務体制は、まさに“私の理想”とするものでした。

また、社会保険が完備されており、希望の勤務地で働ける事務所に入りたいと考えていたので、その点でもアディーレは私にぴったりでした。アディーレでは、弁護士であっても基本的には雇用契約となり、社会保険も完備されていますし、地域限定コースを選択すれば、希望する拠点で業務を行うことができるため、自分にマッチしている事務所だと感じました。

さらに、入所後は3ヵ月もの新人研修制度が用意されており、事件処理に必要な能力を効率よく身につけることができる点も魅力でした。

以上の理由からアディーレで働きたいと考えるようになり、司法修習が始まる前にアディーレの説明会に参加しました。最初の説明会に参加してから入所日までは1年以上あったので、その間に勉強会や懇親会などを通じて、アディーレに所属する多くの先輩弁護士の方々とお話しする機会がありました。このような交流から、アディーレでは先輩弁護士に何でも気軽に相談・質問ができる環境やサポート体制が整っており、とても働きやすそうな職場であると実感しました。

入所から1年以上経ちましたが、アディーレを選んで正解でした。

研修や指導内容について

先ほど少し触れたとおり、アディーレでは入所後の3か月間、新人弁護士を育成するための研修が行われます。

新人研修は、アディーレが取り扱う主要サービスの債務整理事件、家事事件、交通事故事件、労働事件、B型肝炎訴訟事件の5つのドメイン(分野)ごとに、それぞれ期間を区切って行われました。いずれのドメイン研修も、インプットとアウトプットで構成されています。

インプットについては、テキストの読み込みや、業務に精通した先輩弁護士の講義を受けました。先輩弁護士の講義は、日ごろの実務経験を踏まえた非常にわかりやすいもので、質疑応答により、その場で疑問点を解消することができました。また、私は弁護士になる前、司法書士として債務整理に携わっていた経験があり、当時、苦労しながら身につけた知識が、アディーレ独自の債務整理テキストに集約されていたため、テキストの完成度と質の高さに驚きました。

アウトプットについては、ペーパーテスト、課題書面の作成、模擬面談を行いました。模擬面談では、新人弁護士が弁護士役、先輩弁護士が相談者役となり、実際の面談さながらに進めていきます。予期せぬ質問などへの対応は、非常に頭を使い苦労しましたが、模擬面談後に先輩弁護士が個別にフィードバックをしてくださり、大変参考になるアドバイスを数多くいただきました。

私は、交通ドメインで働きたかったので、交通事故の損害賠償実務に関して、入所前から実務本を購入し、予習していました。しかしながら、新人研修では、書籍を読むだけでは決して得られなかった、多くの事項を学ぶことができ、経験豊富な先輩弁護士から直接教えていただけることのありがたさを実感しました。

研修や指導が現在の業務に生きること

私は現在、交通ドメインに所属し、交通事故の損害賠償請求事件を担当しています。

依頼者の方の正当な利益の実現のために奮闘する毎日ですが、新人研修で培った知識・経験が、日々の業務の基礎となっています。基礎的なことは修得できるように工夫されていた新人研修があったからこそ、配属後はスムーズに業務に取り組むことができているのだと感じています。もちろん、新人研修だけで、実務におけるすべての論点を学修することができるわけではないので、配属後も自己研鑽に励んでおります。

また,新人研修では、すべてのドメインで模擬面談を行ったため、多くの先輩弁護士から直接アドバイスをいただくことができました。依頼者対応のポイントについては、ドメインにかかわらず共通する部分がありますので、先輩弁護士からのアドバイスが、依頼者対応などの場面でとても役に立っています。

アディーレでは当たり前の新人研修ですが、もしこの手厚い研修がなかったら、今のような案件処理はできていなかったのではないかと思います。

このような経験から、新人研修の有無や内容、程度は、その後の弁護士としての能力や実績に大きく影響するものであると感じております。*
*:二里木弁護士は、交通ドメインの担当弁護士として、配属後1年5か月で322件を解決に導く(2020年4月~2021年8月まで)。

メッセージ

修習生にメッセージ

修習中しか経験できないことがたくさんあると思いますので、まずは修習を楽しんでください!
アディーレでは、修習生向けの情報をホームページなどで発信しておりますので、ぜひご活用ください。