ほかの弁護士を目指す
人たちより一歩先の
経験が積めるアディーレ

アルバイト
甲斐 友貴Tomoki Kai
経営本部 弁護士採用室
※掲載されている情報は2022年時点のものです

自己紹介

僕は、幼いころから気象に興味があり、中学1年生のときに気象予報士試験に合格しました。現在は、神戸大学理学部の惑星学科に所属し、気象を含む地学系の分野や物理、数学、IT・プログラミングについて学んでいます。

また、法律にも興味があり、中学3年生のときに行政書士試験に、大学2年生のときに司法試験に合格しました。実は、ある民間気象会社で働いたことがあります。最近の気象予報は、コンピュータの目覚ましい進歩により、ほとんどコンピュータで自動的に予想を作成できるため、気象現象の予測の作成で気象予報士が関与する部分はかなり限定的になっているのが現状です。

天気予報には「当たり・外れ」があり、物理法則が変わることはありません。一方で、法律実務は、それぞれの事案ごとに考えるポイントや悩ましい問題があります。法律には「正解」がなく、法律を適用する対象である社会も常に変わっていくため、人間が考えなければならないところが必ず出てきます。考えることが好きな僕にとっては、法律業界のほうがマッチしていると考え、アディーレ法律事務所に入所しました。

最近は、法律業界でもAIやITなどを活用する動きが活発化しており、大学で学んでいて興味のある、IT・プログラミングの知識が法律業界でも生かせるのではないかと考えています。さらに、法律実務には依頼者がいるため、人間関係も重要で、AIによって仕事がなくなるリスクは低いと感じます。僕は将来的に、気象研究者や気象庁職員、一般企業でのデータサイエンスやプログラミングを生かしたマーケターなども視野に入れていますが、現在は主に法律業界での活躍を目指していきたいと考えています。

アディーレで働くことを
決めた動機

僕は、司法試験に合格したとき大学2年生だったので、大学卒業後に司法修習へ行こうと考えていました。でも司法修習に行く前に、法律事務所で仕事をして、実務に早く触れておきたいと強く感じていました。そこで、学生でも働ける法律事務所を探してみたものの、司法試験合格者や司法試験受験生の大学生・ロースクール生などの学生を募集している事務所は、大阪近辺ではなかなか見当たらず…。そんななか、アディーレ法律事務所が募集していることを知り、応募。ありがたいことに採用していただき、大学生ではなかなか経験できない業務を任せてもらえて、とても感謝しています。

仕事内容とそのやりがい

まだ司法修習を経ておらず弁護士でないため、もちろん弁護士業務はできませんが、弁護士を補佐する業務を行っています。具体的には、以下のような業務です。

・弁護士からの指示に基づき、裁判所に提出する書面や証人尋問事項書のドラフトを作成し、弁護士に提出する
・証拠の精査
・過去の裁判例のリサーチ など

業務内容が非常に実践的で、仕事自体が経験や勉強になるほか、作成した書面やレポートなどは、弁護士の先生方からフィードバックをいただけます。これにより、実務的なスキルをかなり上げることができ、実際に日々できることが増えているなと、成長を感じています。アディーレ法律事務所で今しかできないこの経験は、弁護士になったあと、大きなアドバンテージになるのだろうなと、これからが楽しみです。

アディーレ法律事務所で
働くよさ

アディーレ法律事務所で働くよさはたくさんあり、書ききれないので、いくつかピックアップしてご紹介します。

(1)学業との両立のしやすさ
特筆すべきは、学業との両立のしやすさです。たとえば、夏休みや春休みはシフトを多めに入れ、逆に大学に通っている期間はシフトを少なめにする、といった柔軟なシフト調整が可能です。これは、弁護士がたくさん所属していて、かつ融通の利く法律事務所ならではのメリットだと思います。

また、シフトの変更も柔軟に対応いただけます。たとえば、学業で急な予定が入った場合や、テスト勉強に専念したいときなどに休むことができ、学業への支障がなく、非常に両立しやすいです。加えて、アディーレ法律事務所は支店が多く、通いやすい近くの支店を選ぶことができるため、通勤もストレスフリーです。

(2)自由な働き方ができる
法律事務所の仕事は、「ある時間帯にする仕事」ではなく、「ある期間までにする仕事」という側面が強いため、出社時刻も自由に選べます。僕は、休日はゆっくり寝たいタイプなので、正午に出社しています(笑)個人の生活スタイルに応じて出勤時間が選べるので、自由な働き方を実現できますよ。

また、週何日・何時間、どこの支店で働くかも、基本的には自由に決められます。弁護士の先生方も僕と同じく、自宅の最寄りの事務所で勤務されています。さらに社風は、法律事務所だから堅苦しいということはなく、むしろ自由な感じで働きやすく、服装は清潔な格好であれば、スーツでも私服でもどちらでも可能な点もうれしいポイントです。

(3)弁護士の先生方・事務員の方が優しい
アディーレ法律事務所は、非常に風通しがいい職場です。弁護士の先生方が偉ぶることはなく、弁護士ではない事務員や僕のようなアルバイトにも、お互いを尊重・尊敬しあったうえで、フラットに接してくださいます。その象徴として、僕は現在組織のなかでおそらく最年少なのですが、「甲斐君」ではなく、「甲斐さん」と「さん」付けで呼ばれます。お互いを尊重・尊敬しあえているとても健全な環境で、人間関係の余計なストレスがありません。

それにとどまらず、疑問点があった際に弁護士の先生にお尋ねすると、懇切丁寧に教えてくださいます。ときに、本などに書かれていない実務的なことを知る機会もあり、本当に勉強になります。自分のキャリアを見据えると、この親身になって教えていただける点もお気に入りです。

(4)ホワイトな会社
実際にアディーレで働いてみて感じるのは、いわゆる“ホワイトな会社”ということです。学業に支障がでるような量の仕事を振られることはありません。もし、期限が迫っているなどの事情があり、やむを得ず残業した場合でも、残業代は一分単位で出ますし、しっかりと支払われるので安心です。条件を満たせば、もちろん有休も取得できます。

社内の人間関係が非常にフラットかつ良好で、お互いを尊重しあっているため、もちろんいじめ・パワハラなども一切ありません。法律事務所だけあって、働いている僕から見ても、労働法がしっかりと遵守された“ホワイトな職場”だといえます。

今後の抱負

アディーレ法律事務所は幅広く一般民事を取り扱っているほか、先生方がそれぞれ個人事件を受任されているため、実にさまざまな案件や法律分野に触れることができます。そのため、未経験の分野や事案、法律分野などをその都度学びながら業務を遂行しています。実際に僕は、司法試験合格後に、労働法・倒産法を学習しました。これが日々の成長につながっていると感じます。これからも多様な経験を積んで、幅広い分野・事案に対応できるようになりたいです。

メッセージ

法律事務所で働きたい方へのメッセージ

司法試験合格前や司法試験受験中の方、司法修習に行く前の方には、一度アディーレ法律事務所で働いてみることをおすすめします。弁護士の仕事ぶりを目の前で見ることができるため、弁護士の働き方について具体的なイメージが湧き、将来のキャリア選択の手助けとなることでしょう。

また、実践的な業務がメインですので、実務についての知識を早期に身につけることができ、ほかの弁護士を目指す人たちより一歩先の経験が積めます。司法試験受験生にとっても、弁護士に囲まれて仕事をすることはモチベーションのアップにつながるほか、業務で法律を取り扱うため、司法試験や司法試験予備試験にもきっと役立つと思います。

司法試験の合格を目指している方や修習前の皆さんと、一緒に働ける日をとても楽しみにしています。