多種多様な案件を経験でき
弁護士としてより多くの
経験値を積むことができる

弁護士
池田 貴之Takayuki Ikeda
家事ドメイン
※掲載されている情報は2020年時点のものです

アディーレを選んだ理由

私がアディーレを選んだ理由は、弁護士および事務員の人数の多さに加え、多人数であるがゆえに、システムや制度にしっかりとした効率化が行き届き、適切な業務管理が行われていると感じたからです。

私は、もともとアディーレでアルバイトとして働いていたので、内部環境は把握していました。当時から、通常の弁護士事務所とは比にならないほどの人数がいる中で、事務員一人ひとりの役割がはっきりと分かれて明確であるうえに、業務範囲においては、それぞれが膨大な案件数を処理しているため経験値も豊富で、的確かつスピーディーに業務を行うことができていました。また、業務管理はすべてアディーレ独自のシステムで管理されており、案件ごとの進捗やタスク、あるいは書面や証拠といったすぐに閲覧したいファイルについてもデータ化して管理されているので、いつでも必要な情報を確認でき、業務の効率化につながっていました。

弁護士業務が細分化されているわけではありませんが、事務員の業務が細分化・効率化されていることで、弁護士が大量の案件に触れることができ、結果的に多種多様な案件を豊富に経験できるのです。このように、弁護士としてより多くの経験値を積むことができる点が、アディーレへの入所を決めた大きな理由です。
  
また、現在、裁判所では裁判においてWEB会議を推し進めていることから、今後、法律業界においてもさらにIT化の需要が高まることが想定されます。法律業界の中でも、特にアディーレが持つ最先端の業務システムは、今後の弁護士業務において必要不可欠なものになると考え、アディーレへの入所を決意しました。

現在の業務内容

現在、私はアディーレの池袋本店にて、家事ドメインに所属しております。主に、不貞の慰謝料事件(請求と被請求を含む)と、離婚事件を扱っております。

不貞の慰謝料請求について、現在、私は100件ほどの案件を保有しておりますが、先述した効率化により、滞りなく進められています。各案件について、分からない点や大事な局面においては、上席弁護士や先輩弁護士に意見を求めることができますし、事務手続きについての不明点は担当事務員に質問でき、分からないことが分からないままになっているということはありません。もっとも、交渉の進め方については、担当弁護士としての裁量が与えられていますので、自分なりに考えたり工夫したりして、どうすればよりよい交渉ができるかについては、日々学ぶことばかりです。

また、離婚事件についても数は少ないですが案件を担当しており、婚姻費用や養育費、財産分与など離婚特有の争点についても、依頼者の方と細かく打合せを重ね、日々勉強を重ねています。
  
そのほかにも、弁護士採用室の業務として、修習生向けの説明会や内定者向けの二回試験対策講義、ならびに懇親会などに定期的に参加しています。アディーレの内情や、自身の業務の説明、内定者には二回試験で有益になるような情報をお届けするといった業務も行っています。内定者の方は、翌年以降一緒に働くことになる方々なので、将来の同僚として楽しみでもありますし、意欲に溢れている方ばかりなので、こちらも良い刺激を受け、「もっとしっかりと気を引き締めなければ!」という気持ちにさせていただいています。

池田 貴之 の一日のスケジュール

  • 12:00

    出勤

  • 12:30

    依頼者打合せ

  • 14:00

    出廷(電話会議)

  • 15:00

    相手方電話交渉

  • 16:00

    小休憩

  • 17:00

    書面作成,相手方電話交渉

  • 20:00

    退勤

メッセージ

修習生にメッセージ

司法修習時代は、司法試験合格後の一番楽しい時期であると思います。同じ法曹となる友人も周りにたくさんいるので、将来の同僚となる人とも知り合える貴重な機会です。加えて、修習中は自由に使える時間も多いので、友人と仲を深めるためにも、自分が興味のあることに取り組むにも非常によい機会だと思います。初めは、「1年間は長い」と思っていても、おそらく修習時代の1年間は非常に短く感じることと思いますので、精一杯楽しんで、その後の法曹としての人生に有意義となるような時間を過ごしてください。

また、修習生にとって唯一の関門といえば、やはり二回試験ですよね?ただ、二回試験についても、導入修習や集合修習など、日ごろの修習での勉学に励んでいれば、大抵の方は難なく突破できるはずです。むしろ、二回試験という関門に対して、周りの友人もみんな一つの目標に向かって勉強しているので、より絆を深めるチャンスだとプラスに捉えて、頑張って努力するのがよいと思います。アディーレでは、二回試験対策用の動画も用意しており、先述した内定者向けの二回試験対策講義でも、各科目について二回試験を突破できるだけの知識、考え方、方法論などをお伝えしているので、是非ご活用ください!

最後に、修習生にとっては、就活というのも大きな課題だと思います。まずは、あらゆる事務所を見てみてください。修習中でも、弁護修習等で弁護士事務所の中を実際に見る機会があると思います。自らがどのような弁護士、法曹となりたいかを修習中に考え、どのような事務所に就職したいか、そして5年後、10年後にどのような弁護士となっていたいかをしっかりと考えていただければ、思い描く弁護士の理想像が見えてくると思います。応援しています。