全体を見通す能力が
事務所の成長に不可欠

弁護士
池田 貴之Takayuki Ikeda
慰謝料請求部 部長
※掲載されている情報は2023年時点のものです

管理職弁護士を志した理由

入所当初は、まずは弁護士として、しっかりと弁護士業務の経験を積もうと考えていました。日々、「依頼者の方の利益を最大限に尊重しつつ、自身の業務効率を高めるためにはどうすればいいか」を考えながら業務を行っていましたね。

そうして経験を積むなかで、事務員さんと一緒により効率的に業務を行うには、フローや運用の改善や修正が必要だと思うようになりました。ですが、一弁護士では運用の趣旨や、フローを変更する場合の弊害など、利益を考慮する判断材料が乏しいところがあったため、そのような判断を行える管理職という立場を意識するようになりました。

管理職弁護士の特徴

管理職になるまでは、自身の業務を効率的に行うことに注力していました。そうすることが、結果的に早期解決につながり依頼者の方の利益になると考えていたためです。
その際には、当然ですが、自身の処理件数や経済的利益の額という点のみを見ていました。

しかし、管理職弁護士は、個々の弁護士の数値を把握し管理するのはもちろんのこと、「部としてどう進んでいくのが最適か」という観点から、部の売上をはじめ、フロー運用マニュアル類の精査やアップデートなど、個の最適解ではなく部全体の最適解を求めなければなりません。両最適解は同じであることも多いですが、異なり得る場合には、部全体の情報や状態を見て、どのような基準を置くか判断する必要があります。

現在の業務について

個々の相談や判断など、個別の案件に紐づく業務もありますが、部長としての主な業務は、部の経営に関わることです。

案件の一連の流れのなかで、広告戦略で流入を増やし、相談段階でいかに受任に結び付けるかという観点から施策を講じ、事件処理では依頼者の方の利益を最大限にできるよう交渉方針の教育指導などを行います。このように、すべての場面において数値管理、戦略・施策の考案実施、事件処理の効率化、DX化、全体の指導教育をしていくのが部長の役割です。

なかには、本来の弁護士業務では携わらないことも多く、広告戦略を行ううえでのマーケティング知識や、数値管理するうえでの経営的知識判断、DX化のためのAIの知識など、幅広い知識・経験を積むことができると感じます。

池田 貴之 の一日のスケジュール

  • 12:00

    出勤

  • 12:30

    売上等の数値確認

  • 14:00

    部内弁護士の教育

  • 15:00

    部内DX化の進捗確認

  • 16:00

    小休憩

  • 17:00

    弁護士管理職会議

  • 20:00

    退勤

メッセージ

アディーレに応募・入所を検討されている方々へのメッセージ

管理職という立場は、上記で挙げただけでもプレイヤー弁護士とは相当異なる働き方です。管理職のほかにも、DXに関わる部分では別途DX担当の弁護士がいるなど、アディーレは規模が大きい分さまざまな働き方があります。
そのため、自分に興味がある分野に携わったり、幅広く経験を積めたりと、とても有意義な働き方ができると思います。

そもそも弁護士の管理職という立場が通常はない発想だと思いますし、これまでの説明ではわからない点も多いかもしれません。
事務所内の雰囲気なども感じていただかないと、イメージが付きづらいと思いますので、ぜひ一度、説明会などにご参加ください。

皆さまの入所を心待ちにしております。