事務員・課長 × 事務員クロストーク新入社員の研修について

事務員・課長 鈴木 康平 Kohei Suzuki 総合事業部 次長 及び 総合事業部 入金管理課 交通・労働チーム  課長
※掲載されている情報は2023年時点のものです

事務員 山田 結 Yu Yamada 総合事業部 入金管理課 交通・労働チーム 所属
※掲載されている情報は2023年時点のものです

新卒採用の事務員は、ビジネスマナーや機器の使い方についてなどの基礎的な研修を受けたのち現場に配属されます。そして、配属された部署で実践と研修を重ねながら一人前の事務員へと成長していきます。
今回は、2023年に新卒入所した山田さんと、同じく新卒入所で今は総合事業部 入金管理課 交通・労働チームの課長として活躍している鈴木さんに、アディーレの研修内容について話を聞きました。

「ミス予防を意識しながら業務に取り組む」
「常に最大限の効果を実現できるよう努める」

現在の配属部署と仕事内容について教えてください
山田

私は、総合事業部 入金管理課 交通・労働チームに所属しています。
主な業務内容は、保険会社との弁護士費用の交渉および回収業務です。また、交通事故証明書や刑事記録、戸籍や住民票の取得手続、医療機関をはじめとした外部機関への送金などの業務も担当しております。
業務に臨む際に意識しているのは、ミスを起こすことのないよう最大限注意することです。また、ミスを起こしてしまった場合でも、その原因と理由、再発防止策を自分なりに検討し、同じことを繰り返さないよう心がけています。

鈴木

私は現在、総合事業部 入金管理課 交通・労働チームに所属し、課長を務めております。
主な業務内容は、債権回収業務の管理や、教育コスト軽減の一助とするための内部研修用動画の作成、現場業務の工程における効率化施策の検討および実施です。
課長としての目線のみならず、現場の目線にも立ちながら、常に最大限の効果を実現できるよう努めております。

「スムーズな対応ができるようになったと実感」
「得た知識や情報を実務に生かしスキルアップしてほしい」

配属先での研修内容およびその実施方法について教えてください
山田

交通部*1への配属後、まず、非弁行為*2や利益相反、個人情報の取扱いなど、部全体を横断する各種重要事項についての座学研修を受けました。
その後弁特管理課*1に配属され、実際に業務を行いながら研修を積み重ねてきました。具体的には、弁護士費用の計算や各種書面作成、先輩所員の電話対応の聴取や対応履歴の作成練習、および研修動画の視聴などです。
個人情報に関する座学研修を通じ、実際の業務処理の過程において取り扱っている書面を「単なる紙」ではなく、「機微情報が記載されている重要書類」であると認識できるようになりました。また、先輩所員の電話対応のモニターなどを行ったことにより、初めて外部と電話連絡を行う際も、スムーズな対応ができるようになったと実感しております。

*1:交通部 弁特管理課=総合事業部 入金管理課 交通・労働チーム
*2:非弁行為とは、弁護士法第72条が禁止する「弁護士でない者が報酬目的で行う法律事務の取扱い行為または訴訟事件や債務整理事件等の周旋行為」を指します。

鈴木

配属直後は座学を通して、「なぜその業務を行う必要があるのか」、「それにはどのようなリスクがあるのか」、「どのような処理方法なのか」といった、実際の業務を行うにあたっての前提となる知識を吸収していただきます。このことにより、案件処理を単なる「作業」ではなく、思考・評価付けを伴う「仕事」として意識できるようになると思います。
また、実戦経験を通して習得する知識や感覚など、現場でしか得られないものも多くあります。そのため、積極的にOJTを行い、不明点を先輩所員に確認する機会を作るようにしています。
座学などの研修で得た内容、つまりインプットした知識や情報を、実務のなかで積極的にアウトプットしてほしい。そして、一つでも多く、自身のスキルへと昇華できるよう日々の業務に当たっていただきたいと考えております。

「業務の意味やリスクなどを常に意識しつつ正面から向き合う」
「常に目配りをしながらアンテナを張っておく」

仕事をするうえで心がけていることを教えてください
山田

私は、自分の課に関するものだけでなく多方面について幅広い知識を身に付けたいです。また、それとともに、毎日の業務処理については、改善可能な箇所を考え問題提起ができるようになりたいと考えています。
そのため、業務の一つ一つについて、単なる作業としてこなすのではなく、業務の意味やリスクなどを常に意識しつつ正面から向き合うことを大事にしています。

鈴木

課員が働きやすい環境を整えること、課内業務の改善可能な箇所を拾い上げることに生かせるよう、常に目配りをしながらアンテナを張っておきたいです。
また、システムの各種自動化機能の導入を通じて、業務の処理精度の向上や工数削減を実現できるよう、日々取り組んでいきたいと考えております。