営業力さえ鍛えれば
どんな仕事でも
自立してやっていけます

弁護士
北野 隆浩Takahiro Kitano
長岡支店 支店長

現在までの経緯

高校卒業後に芸大へ進学するも、純粋な芸術では天才に敵わないと悟り、商学部へ入りなおしました。商学部でビジネスの作り方を勉強しましたが、芸術をファーストキャリアにしようとしたくらいなので、自由なライフスタイルへの憧れが強く、自由度の高い仕事を探していました。そんなとき、弁護士の仕事は非常に裁量が広いと知り、「自由に仕事をするにはこれだ!」と思って司法試験に挑戦しました。

弁護士は、一般的にスーツを常用する職業です。弁護士のこうした点は非常に堅苦しく、自由度がないマイナスな部分ですが、アディーレでは面談や出廷がない限り、私服勤務が許されています。スーツはたしかに楽ですが、中学生や高校生ではないのですからそもそも服装は原則として自由であるべきであり、基本的に制限がないという利点は大きいです。服装は強制された時点で制服となり、制服というものは個人の身体的自由のみならず、精神的自由まで権力者の支配下に置く管理装置なので、服装の自由を得られるアディーレの環境下では、自由の心地よさを感じられるでしょう。

また、裁量労働制を採用しているので、たとえ雇用契約といえども時間の融通が効きます。「時間を売る」という旧来の資本主義観から脱却した職場環境の下で、仕事ができます。要するに、アディーレは伝統的な法律事務所に比べ自由主義的な事務所なので、アディーレへ入所を決めました。

一方で、総合的な弁護士業務を経験してみたいという思いも捨てきれなかったため、アディーレを退所した後、町弁系事務所に転職しました。しかし、過干渉な環境に耐えられず、アディーレで再度お世話になることになりました。正直なところ、アディーレに連絡することにはかなり抵抗がありましたが、修習生時代の友人がアディーレに在籍しており、彼を経由してアディーレに連絡できたので、私は幸運でした。

現在の業務内容

支店長候補として入所したので、主として面談業務を行っています。各地の支店長の都合が悪く業務を行えないときに、全国各地にある支店にヘルプとして赴き、面談や裁判業務を行います。全国各地を転々とできるのは面白く、このようなスポット的な働き方は自分にとてもマッチしているのではないかと思い始めています。

面談方法について、債務整理は直接の面談、その他家事事件や交通事故の被害などは基本的に電話で行います。債務整理の面談では、過払い金の返還請求、任意整理、民事再生、自己破産の方針を立てて受任します。家事事件では、慰謝料を請求する側と請求される側に分けて面談し、受任します。交通事故の被害では弁護士特約の有無で説明方法が少々異なりますが、基本的な説明は同じです。面談は相談者の方から一世一代の決意を聞ける場面なので、事件の処理を任せてくださったときにはひとしおの喜びがあり、とてもやりがいがあります。特に、債務整理で相談にいらっしゃる方の中には、自身の現状を受け入れられていない方が多く、今すぐに処置を施さなければ手遅れになるのに楽観的でいるほうがそれなりにいます。そういう方々に現状を受け入れてもらい、手遅れになる前に着手できたときには、喜びがひときわ大きいです。

弁護士の業務をすべて一人でやるとなると大変ですが、アディーレは分業制を採っているので、各々の弁護士は業務の選択と集中ができるのです。私は面談が主業務であり、日に日に面談技術が向上していると実感できます。それもそのはずで、通常の事務所であれば多くて面談が日に1~2件ほどで、面談がない日も多いです。それに対し、アディーレは毎日のように面談が入っており、平均して日に3件ほど入ってくるので、スキルアップのスピードが違うのです。面談力、すなわち営業力は仕事の基本であり、この能力を重点的に鍛えられる利点は大きいです。営業力さえ鍛えれば、どんな仕事でも自立してやっていけますので、野心的な方には支店長コースがおすすめです。

メッセージ

修習生へメッセージ

まず、将来的にどんな仕事をしたいのかよく考えておきましょう。そして、それを達成するためには今何が必要かを考えて、その布石を打つ。その布石は現状から離れすぎないほうがいいと思います。あまりに離れすぎていると、論理的に適切なステップを踏めなくなり、思いもよらぬ方向へ進んでいってしまいます。ゆっくりで大丈夫ですので、まずは目の前にある「電信柱」まで走ってみて、たどり着いたらその次に目の前にある「電信柱」を目指して走るというようにして、ステップを踏んでいきましょう。

一方で、司法試験を目指して合格したのはいいけれど、将来何をしたいのかよく分からないという方も多いと思います。その場合は、とりあえず何か行動してみましょう。ただし、再度学校に通うことはおすすめしません。教わるよりも実践するほうが得られるものが多いですし、お金を払って学ぶよりも、お金をもらって学ぶほうが経済的です。学校は人脈を形成する手段としてはいいかもしれませんが、目的に到達するには回り道になってしまうでしょう。たとえば、プログラミングをやるにしても、プログラミングスクールに1年間で100万円支払うよりも、年収240万円の初心者プログラマーとしてIT企業に就職したほうが、経験的にも経済的にも有利です。何よりも、頭で考えても結論はなかなか出ません。実際に手を動かしてみて、そこから感得できることはかなり多いです。

まずは何かやってみて、そこで感じたことを大切にしていけば、あなたの人生が開けると思います。皆さんの人生を応援しています。頑張りすぎず、楽しんでください。幸運を!