困っている人の心に
響く仕事がしたいから

事務員
工藤 ひかるHikaru Kudo
マーケティング本部 顧客相談部 拠点管轄課
首都圏地区
※掲載されている情報は2022年時点のものです

困っている人たちに
寄り添うため
弁護士の負担を軽減したい

大学で法律を学んでいたので、もともと法律を扱う仕事に興味がありました。なかでも、「弁護士を身近な存在にして、困っている人たちに寄り添いたい」というアディーレの姿勢に共感し、ここで働かせていただきたいと思いました。

アディーレでは、債務整理(借金)について、弁護士に直接会って相談できる機会を無料で提供しています。わたしの仕事は、その無料相談を行う弁護士を、事務員としてサポートすることです。
たとえば、弁護士が相談に入る前に、事務員が相談者とお話をして相談内容を確認し、弁護士に引継ぎをしたり、相談後には契約のご案内をしたりします。もちろん、弁護士と相談者が話していたことを報告書にまとめる、契約書類をファイリングする、というような事務作業も事務員である私たちが行います。
弁護士の先生方は、この無料相談以外にも、裁判所へ出廷したり、依頼者の方と連絡を取ったり、たくさんの業務を抱えておられます。なので、先ほどお話ししたような事務作業を私たちが行うことで、少しでも弁護士の業務負担を軽減し、効率化を図っているのです。

アディーレの働き方についてお話すると、シフト制なので希望休が出しやすく、またこのご時世で時差出勤を日常的にできるというのはうれしいですね。
シフト制ということもあり、平日がお休みの場合もあります。市役所や銀行など、平日にしか開いていない場所に用事があるときは便利ですし、お店が比較的どこもすいているので、人混みが苦手な私にはちょうどいいと感じています。

“相手の立場に立って考える”
当たり前だけど大切なこと

たとえば、「返済が苦しくて相談にいらっしゃり、状況からして自己破産が妥当だが、依頼者の方は自己破産をしたくない」など、依頼者の方のご希望と、こちらが提案すべき解決方針が合致しないことがあります。その場合、どのようにご不安やご懸念を解消するか考えなければならないのですが、まだまだ難しいことが多いです。
もちろん、最終的に方針を決定するのは弁護士です。しかし、事務員が事情を伺っている段階で依頼者の方を不安なお気持ちにさせてしまうと、弁護士がいくら説明をしても依頼者の方の心に響かなくなってしまいます。反対に、事務員が明るく話しやすい雰囲気で、少しでも不安や緊張を解消したうえで弁護士とお話しいただくと、弁護士の話が響きやすくなります。ですから、私たちの対応も非常に重要になってくるのです。

そこで、私が実践していることが2つあります。
1つは、先輩方や弁護士の先生に相談すること。そのなかで、「そんな言い回しあるんだ!」とか「そういう説明方法があるのか!」と学んだ部分は、次の相談の際に必ず活かすようにしています。
もう1つは、相手の立場になって物事を考えること。当たり前だと思われるかもしれませんが、この仕事では非常に重要なことです。依頼者の方は、「借金を作ってしまった自分が情けない…こんなことで弁護士を頼っていいのか…」と不安な気持ちでご来所される方がたくさんいらっしゃいます。そういった方の気持ちを汲み取り、寄り添うという姿勢は絶対に忘れてはいけません。

うれしいのは、そうやって頑張ったことが、形になって見えることです。アディーレでは、相談後にアンケートを取っていて、そこで「今日のご相談はいかがでしたか?」という質問項目があります。そこで、「気持ちが楽になった」、「丁寧な説明をありがとう」など、感謝の言葉を読むと、「私はちゃんと役に立てているんだ」と実感できますし、「もっといい仕事がしたい!」という活力になっていますね。

工藤 ひかる の一日のスケジュール

  • 09:00

    スケジュール確認・準備

    出勤したら、「当日の面談スケジュールの確認・印刷」 「所内メールや掲示板の確認」 「事務作業の合間に、相談予約の電話対応」等の事務作業を行い、その日の面談業務に備えます。 債務整理の無料相談(1回2時間の相談)を通常は1日に4件こなします。

  • 10:00

    債務面談①

    1件目の債務無料相談。面談後は、弁護士へ事案の引継ぎ、事情報告書の作成、ファイリング作業、システム登録作業等を行います。

  • 12:00

    債務面談②

    2件目の債務無料相談。事務処理や事情報告書の作成を行います。

  • 13:00

    お昼休憩

    合間を見て昼休憩を取ります。事務所外で食べることもあれば、自席で食べる用におにぎりやお弁当を持参することもあります。

  • 14:00

    債務面談③

    3件目の債務無料相談。同じように、事務処理や事情報告書の作成を行います。

  • 16:00

    債務面談④

    4件目の債務無料相談。事務処理や事情報告書の作成を行います。 ・面談がキャンセルになって時間ができることがあれば、早めに面談が終わることもあります。  そういった場合には、相談予約の電話や相談者からの問合せ対応を行ったり、  債務整理の相談以外の面談(例:B型肝炎給付金に関する相談)の契約作業を行っ  たりするなど、合間に他の業務もします。

  • 18:00

    事務作業・帰宅

    1日の最後は,経理チェック、郵便対応、ファイルチェック、面談に使う資料や書類の印刷や、翌日のスケジュール確認や引継ぎ等の事務処理を行い帰宅します。

メッセージ

応募者のみなさんへ

法律を扱う仕事になるので、やはり専門的な知識は多少必要になります。
しかしアディーレでは、入所してから3ヵ月間、トレーナーをつけて手厚い研修を行ってもらえます。また先輩方・弁護士の先生も優しい方ばかりなので、わからないことも気軽に聞くことができます。実際、私は支店に配属されてからもいつも助けていただいています。個人的には、アディーレで働く方々の人柄のよさはどこの職場にも負けないと思っていますので、ぜひご自身の目で確かめていただきたいですね。
私も前職は法律とまったく関係ない仕事をしていましたし、一緒に働いている方々もそういった方がたくさんいらっしゃいます。なので、法律の知識がなくても不安に思わずに、ちょっとでも興味があればチャレンジしてみませんか?あなたと一緒に働ける日を楽しみにしています!