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弁護士 大西 亜希子 Akiko Onishi B型肝炎部 部長
※掲載されている情報は2022年時点のものです

香川大学法学部 卒業
広島修道大学法科大学院 修了
司法試験 合格
広島県内の法律事務所勤務を経て、アディーレ法律事務所入所
早稲田大学大学院法学研究科修士課程 修了

弁護士 佐藤 久美子 Kumiko Sato B型肝炎部
※掲載されている情報は2022年時点のものです

早稲田大学教育学部英語英文学科 卒業
警察庁 入庁
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院 国際関係論課程 修了
一橋大学法科大学院 修了
司法試験 合格
都内法律事務所勤務を経て、アディーレ法律事務所入所

司法試験を終え資格を手にした皆様は,就職,結婚,出産,子育てなどに代表されるライフイベントに
どのように向き合っておられますでしょうか?
こちらの対談では,アディーレで働く女性弁護士が出産・子育てというライフイベントと”働くこと”を
どのように両立しているかにフォーカスをあてつつ,女性弁護士の所内での活躍をご紹介いたします。

育児中の女性弁護士がたくさん活躍している
ワークライフバランスを保てる事務所

アディーレに入所を決めた理由は何ですか?
大西

自分のライフスタイルに合った働き方ができると思ったからです。

前の事務所は小さな町弁で、居心地はよくても、仕事面は結構ハード。基本的に自分の案件は自分で処理し、共同案件も下っ端だった私が処理していたので、毎日時間に追われていましたね。
それはそれで充実していましたが、子どもができたことをきっかけに,定時で帰宅できる職場を探すために転職活動を始めたんです。アディーレは、育児中の女性弁護士がたくさん活躍している点、またシフトや出勤時間の希望を聞いてもらいやすい点に魅力を感じて、入所を決めました。業務に慣れるまでは帰りが遅くなる日もありましたが、今では毎日ほぼ定時で帰宅できています。

佐藤

私は、新卒者用の説明会で、特に次の4点について、とてもいい印象を持ったことに尽きます。

1つ目は、雇用契約。多くの法律事務所が採用している業務委託契約に比べて、安定して働けるうえに、各種社会保険完備。それに有給休暇を取得できるのも魅力的ですね。
2つ目は、ワークライフバランスを保てる点。裁量労働制なので、業務に支障さえなければいつ出勤していつ退勤するのか、自分で調整ができます。そのため、仕事と私生活の両立がしやすい環境だと思います。
3つ目は研修制度です。中途採用でも新卒者並みに内容が充実した研修があり、入所後の業務に大変役立ちます。私自身、知識取得はもちろんのこと、模擬面談によって実践力も身につきました。

そして最後は、未来を見据えた経営を行っていること。時代の変化や情勢を踏まえて、常に新しいことにチャレンジしようとする姿勢に将来性を感じ、入所を決めました。

「わからないことはいつでも相談できる環境」
「最良のパフォーマンスを発揮できるような職場環境を作る」

現在の仕事内容について教えてください
大西

私は、B型肝炎給付金訴訟を主に扱うB型肝炎部の部長を勤めております。
仕事は、B型肝炎給付金訴訟の案件を担当し、依頼者の方に貢献すること。また管理職として、部内の事務員・弁護士とのコミュニケーションを大切にしながら、それぞれが最良のパフォーマンスを発揮できるような職場環境を作ることです。
それから、依頼者の方や事務所にとって、よりよい運用があれば改善策を提案していくことも重要な業務。ベストな運用ができるように、常に分析や検討を行い、必要があれば関係部署へ働きかけていきます。
また、成果の分析や情報の共有も大切にしています。そうすることで、同じような案件であれば誰でも対応しやすくなりますし、よりよい運用にも繋がります。問題点もきちんと共有するようにしていますので、「難しい案件を1人で抱え込んでしまう」ということもありませんね。

佐藤

私も大西先生と同じ、B型肝炎部に所属しています。それから、弁護士採用に関する広報業務の一環として、採用コンテンツの管理ディレクターも担当しています。
配属当初は当然わからないことも多かったのですが、先輩弁護士からマンツーマンで研修・指導を受けることができて、非常に心強かったです。もちろん今でも、わからないことはいつでも相談できる環境にあるため、すべての和解要件を満たして提訴し、依頼者の方の力になれたことを実感できる仕事ができています。

一緒に働く弁護士や事務員に、産休や育休への理解があります

産休や育休は、実際に取得しやすいですか?
大西

私は、アディーレに入ってから産休と育休を取得しましたが、産休や育休が取りづらいと感じたことはまったくありませんでした。育休後も、生活が落ち着くまでは時短勤務をさせてもらえて、本当に無理なく復帰できましたよ。その前後で、キャリアに影響が出ることもないですしね。
もともとチーム全体で業務を行っているので、私をはじめ誰かが休んでしまっても、業務が滞ることはありません。そのため、ドメイン内では同時期に産休育休を取得する弁護士がほかにもいましたが、問題なく希望する時期までの育休を取得できました。
確かに私の場合は、産休育休の間も、判断権者としてドメインの運用などについて相談を受けたり判断を求められたりすることもありましたが、先ほどご説明したように体制が整っているので、基本的に同じチームの弁護士に任せることができました。やはり、一緒に働く弁護士や事務員に、産休や育休への理解があることは、とてもありがたいです。

佐藤

確かにそうですよね。
大西先生がおっしゃる産休や育休のほかにも、育児や介護のための時短勤務も当然できますし、反対に、たくさん働いてたくさん稼ぎたいなど、各人の状況や希望に応じて勤務形態や内容を相談できる体制が整っているので、自分に合った働き方がしやすいのだと感じています。

自分以外の女性たちが頑張っている姿を
間近で見ることも多いアディーレの労働環境

アディーレでの女性の活躍や働き方について、どのように感じますか?
大西

私の上司にあたる弁護士や、B型肝炎部の課長も次長も女性です。事務員でも女性の方は多いですし、そういう意味では“女性が活躍しやすい職場”なのではないでしょうか。
実際、自分以外の女性たちが頑張っている姿を間近で見ることも多く、「私も頑張らないと!」と背中を押されることもしばしば。もちろん、助け合いという面でも、女性同士ならではの細かい相談事などもできますので、非常にありがたいですね。

佐藤

先ほど少しお話ししましたが、アディーレは働き方を自分で自由に調整できるという特徴があります。

たとえば、入所から数年は頑張って働けるだけ働き、結婚や出産後には仕事をセーブ。落ち着いたらまたバリバリと働いて、定年前は自分のペースで無理をしない、といったような長期的なライフプランを描くことだって可能ですからね。
仕事もプライベートも、どちらも大切にすることができる職場だと思います。

少しでも気になることがあれば、ぜひお話を聞きに来てください

アディーレに応募、入所を検討している方々に対して、メッセージをお願いします
佐藤

お伝えしてきたように、アディーレには魅力的な点がたくさんあります。しかし、その魅力が十分アピールされていないのは、大変もったいないと感じています。
私と同じように、事務所訪問や説明会への参加によって、初めてアディーレについて知る方も多いでしょうから、少しでも興味のある方は参加されてみることをおすすめします。
「少し質問があるだけ」といった方でも構いません。ご連絡いただければ、ここでは紹介しきれなかったこともお話しできますので、皆さまからのご応募、ぜひお待ちしております。

大西

「イメージと違う!」と思われるかもしれません。少なくとも私の場合は、イメージしていた事務所とはいい意味で異なりました。ちゃんと子育てもできて、仕事もできて、評価もしてもらえて、とても働きやすいです。だからこそ、私は長い間アディーレに勤めています。
少しでも気になることがあれば、ぜひお話を聞きに来てください。きっとあなたの希望するライフスタイルも叶えられるはずです!