弁護士 × 事務員クロストーク「分業制」が生み出す、最高のチーム力

弁護士 池田 貴之 Takayuki Ikeda 家事事件部所属

離婚事件、不貞慰謝料事件を中心に担当。

事務員 中内 菜緒子 Naoko Nakauchi 2020.2.1入所 家事事件部・交渉課所属

案件の進捗管理や依頼者対応などを担当。

“身近な法律事務所”の実現を目指して、一人でも多くの依頼者の方に寄り添い、ひとつでも多くの事件を解決する。そのために、アディーレが導入しているのが、弁護士と事務員が各々の役割に特化した業務を担う、「分業制」です。ここでは「分業制」をテーマに、弁護士と事務員それぞれの役割や、チームワークの秘訣について語ってもらいました。

仕事のパフォーマンスを上げ、
プラスの効果を生み出していると思います

アディーレの「分業制」についてどう思いますか?
中内

アディーレの分業制は、事務員主導で進めていると誤解されがちですが、あくまでも“弁護士中心”で業務分担を行っています。弁護士の先生方がスムーズに仕事を進められるよう、私たち事務員には主に、依頼者の方とのやり取りを行う際の電話応対スキルや、さまざまな案件を責任を持って管理する能力が求められます。
弁護士の先生方には相手方との交渉に集中していただきたいので、案件の進捗管理や弁護士の指示に基づいた書面のたたき台作成、依頼者対応などは、基本的に事務員が行います。弁護士と事務員とで役割を明確に分けて、ひとつの案件を協力しながら効率よく進めていくので、弁護士の先生方はより多くの案件に対応することができるのではないかと思います。

池田

事務員の役割や業務フローは、「予約段階」→「受任の相談の段階」、そこから私の所属する家事事件部を例に挙げると、「調査の段階」→「交渉の段階」→「訴訟の段階」→「入金を管理する段階」というように、細かく設定されています。これによって、弁護士側が事務処理業務について指示を出す必要はなく、それどころか、事務員の専門性を高め、個々のスキルを伸ばすことにもつながっていると思います。事務的な手続に関しては、むしろ事務員のほうが詳しいケースも多いので、とても頼りがいがありますね。弁護士としては、法的判断や交渉・訴訟をどう進めていくべきかなど、弁護士にしか判断できない、処理できない部分に集中できるので、仕事のパフォーマンスを上げることができ、結果的に、“業務時間の短縮”というプラスの効果を生み出していると思います。弁護士側から見ても、メリットの大きい制度と言えるのではないでしょうか。

勉強熱心な方が多いので、
私たち弁護士にとっても、よい刺激になりますね

お二人が所属する家事事件部の業務内容や、弁護士と事務員の関係性について教えてください。
池田

私は、家事事件部の弁護士として、主に不貞行為に対する慰謝料請求や離婚事件を担当しています。夫婦問題の相談を受け、内容に応じた交渉や訴訟を行い、依頼者の方にご満足いただくために、日々さまざまな案件と向き合います。そのなかで、事務員から依頼者の方へヒアリングしてもらうこともあるのですが、弁護士が相手方と交渉する前に「(依頼者の方が)どのようなご意向をお持ちか」、「どう説明すればスムーズにご理解いただけそうか」など、依頼者の方に近い存在である事務員に相談することで、案件をうまく処理することができていると感じます。必要なところで、弁護士業務を上手にサポートしてくださり、いつもありがとうございます!
また、業務に関連する法的知識や考え方について、事務員から質問を受けることもたびたびありますが、法律事務所で働く者として知っておいたほうがよい知識を含め、多少難しい内容であっても、皆さんのスキルアップのために解説しています。勉強熱心な方が多いので、私たち弁護士にとっても、よい刺激になりますね。

中内

お褒めの言葉をいただき、大変光栄です。こちらこそ、いつもありがとうございます!
私は、家事事件部・交渉課の事務員として、依頼者の方からの連絡窓口となり、適宜対応を行います。交渉の流れについてのご説明や弁護士との打合せ日程の調整ほか、依頼者の方からの質問や進捗状況確認のご連絡に対して、メールや電話で回答します。また、状況によっては、交渉内容をお伝えして、依頼者の方のご意向を確認することもあります。ただ、私の立場は弁護士をサポートする事務員であって、弁護士ではないということを念頭に置き、依頼者の方への対応が非弁行為(弁護士資格を持たない者が弁護士業務を行うこと)にあたらないよう、注意しながら業務に取り組んでいます。
専門的な知識や考え方が必要なことも多く、わからないこともまだまだたくさんありますが、疑問を持った時には、その都度、弁護士の先生方に質問するようにしています。そのたびに今まで知らなかった知識やスキルが身に付くので、自身の成長を実感できてとても嬉しいです。

未経験でも頑張れたのは、
アディーレの温かな雰囲気のおかげです

アディ―レならではの魅力や、「入所してよかった!」と感じる点はありますか?
中内

入所した当初は、わからないことだらけでした。そんななかでも頑張ってこられたのは、アディーレの温かな雰囲気のおかげです。事務員の先輩方に質問すると、皆さんが親身になって教えてくださるので、一人で抱え込んで悩んでしまうといった状況にはなりません。また、弁護士の先生方も、お忙しいにもかかわらず、いつも丁寧に教えてくださるので本当に助かっています。何かあったときにすぐ助けを求めることができる、とても働きやすい職場だと感じています。
特に、アディーレは女性弁護士が多いので、私の所属する家事事件部では定期的に“女子会”を開催しています。事務員や弁護士といった立場に関係なく、同じ女性としてさまざまなお話ができるのが楽しいですね。今はなかなか集まりにくい状況ですが、新型コロナウイルスが落ち着いたら、いろいろな先生方と飲みに行きたいです!

池田

家事事件部の皆さんを誘って、ぜひ開催したいですね!最近は新型コロナウイルスの影響で難しい部分もあるのですが、昔はよく弁護士と事務員の懇親を深める食事会を開催しており、仕事の悩みだけでなく、プライベートな相談を受けたり、こちらが相談することもありました。それがお互いの人柄を深く知ることにつながり、仕事をするうえでも、よい影響を与えていると感じます。
そのほかにも、事務員と弁護士の間に壁がなく、疑問があればその都度内線や所内メールで確認し合うなど、気軽にコミュニケーションを取れる関係にあるのは、素晴らしいことだと思います。たとえば、「一般的な事務手続はどのような流れなのか」、「どのような運用を取っているのか」といった担当業務以外のこちらの質問に対しても、丁寧に回答してくださるので、本当にありがたいです。

チャレンジ精神あふれる、
弁護士や事務員の皆さんとの出会いが楽しみです

「こんな人と働きたい!」、「アディーレにはこんな人がピッタリ」など、新しく入所する方へ向けて伝えたいことはありますか?
池田

法律知識や事務経験がある方はもちろん大歓迎です。しかし、たとえ未経験であっても、「人の悩みに寄り添いたい」、「誰かの役に立ちたい」、そんな思いをお持ちの方々なら、アディーレで活躍することができると思います!そして、ラテン語で「身近な」を意味する「アディーレ」という理念のもと、“身近な法律事務所”の実現を共に目指していける、次代を担う弁護士の皆さんとの出会いも楽しみにしています。「弁護士業務のみに専念し、“法律の専門家”としてスキルアップしたい」、「弁護士の枠に捉われず、いろいろなことに取り組んでみたい」などと考えている、チャレンジ精神あふれる方々の入所をお待ちしております!

中内

アディーレの事務員には、池田先生がおっしゃっているような意欲面に加えて、依頼者の方や弁護士を裏からサポートする“縁の下の力持ち”としての意識が求められると思います。未経験スタートだった私に対して、事務員の先輩方や弁護士の先生方がさまざまなことを教えてくださったように、今度は私が新しく入所する仲間をサポートしていきたいですね。「今、何かにチャレンジしたい」、「専門性が身に付く仕事がしたい」という熱い思いを秘めた、前向きな方々と一緒に働ける日が楽しみです。